2019/12/16 22:39

こんにちは。「紙と糸と」を運営しております、高木と申します。

2019年12月、お店を立ち上げることになりました。

そのことを少しお話しさせてもらおうと思います。



私にとって、去年、2018年の秋は、学び始めの季節になりました。

ずっとずっと興味があった、製本教室 @honno_aida に通い始め、

ご縁あって、ブックアートのラボ @otabookarts にも通い始めました。


日々の学びの中で、心が浮き立つ瞬間が多々あります。

製本教室で糸を紙に通す時、微妙な力加減で糸の表情が変わること。

糸を通すときの、紙を通る静かな音。

背に見える糸の美しさ。

先生が見せて下さる、姿勢と手の位置の大切さ。

ラボのサンプル作りの中で生まれた、小さな本の数々。

ブラッシュアップするに従い増える、様々な紙と糸の組み合わせ。

ラボメンバーの作品の、微かな素材や質感の違い。


その中で、私は『紙と糸』の組み合わせに

人一倍惹かれることを、再認識しました。


紙と糸との組み合わせで、温かなものができること。

その美しさを、1人でも多くの人と共有したい。

もっと身近に感じて欲しい。

できれば、大切な誰かの、生活の中にそっと佇んで欲しい。

そう思い、紙と糸を使った、ささやかなものの、

小さなショップを立ち上げることにしました。


できれば長く続けたい。

でも、まずは、始めてみよう。

最初の商品は、『ありがとう』を伝えるカード。

まだ数は少ないですが、少しずつ、増やしていこうと思っています。


自由に、紙や糸を楽しむ人が増えますように。

その楽しみが、一つ一つ、小さな明かりが灯っていくように、

あなたや、あなたの大切な人に伝えることが出来たら、

これに勝る喜びはありません。


細々と、末長くやっていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。


takagikayo